2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月31日。明日から消費税もあがるけど・・・

医療関係者にとっては、明日から変わるといえば、診療報酬改定の方が大きかったり。 明日から変わるというのに、まだいろんな変更内容に関する疑義解釈が出てきません。先週金曜日から厚労省のHPとにらめっこしています。 昨日でこの一月半続いた東京出張の…

地域包括ケア病棟 案外高いハードル

先週末、回復期リハ病棟協会の研修会でも少しだけ話題になった地域包括ケア病棟。 従来の亜急性期が廃止となり、その代わりとして位置づけられたこの病棟、7:1を退場せざるを得なくなった一般病棟の受け皿となる、亜急性期の医療を担う病棟区分の一つとな…

リハ医療の今後のことをいろいろ考えた2日間(その4)

一昨日、回復期の診療報酬改定説明会の終了後、うちの通所リハの責任者とともに霞ヶ関南病院の見学のために電車を乗り継いで川越市へ。これまで斉藤正身先生には何度も山陰に講演に来て頂いており、そのたびに一度見学させてくださいとお願いしていましたが…

リハ医療の今後のことをいろいろ考えた2日間(その3)

いつも2年毎に中医協ウォッチャーとなり、診療報酬の変化をフォローしているわけですが、決してその場しのぎの新しい逃げ道を探すためにやってはいけないとここ数年実感しています。診療報酬改定の数字は突然2年毎に天から降ってくるわけでなく、長い論議の…

リハ医療の今後のことをいろいろ考えた2日間(その2)

入院料1にのみ認められることになった「体制強化加算」 医師と社会福祉士の専従配置がその要件なのですが、以前にあった医師の専従と比べ、はるかに厳しい基準となっていました。 (少しずつ情報としてはキャッチしていましたが・・・) 基準に関する情報と…

リハ医療の今後のことをいろいろ考えた2日間(その1)

21日は回復期リハ病棟協会の診療報酬説明会 今回の診療報酬改定で、回復期リハ病棟の点数については全体として比較的平穏な改定であったと思います。回復期リハ病棟の数は順調に伸びており、病床数も68,000床を超えました。かつて全国で5万!!というのを目…

神様のカルテ

来週には続編が公開されるということで、テレビで放送された「神様のカルテ」を家族が録画してくれていました。約1ヶ月ぶりに休みだったので、朝寝坊して、電王戦を見ながらネットでSTAP関連の騒ぎをチェック。午後からはお兄ちゃんの合唱の演奏会を聴きに行…

論文の不正、偽造、盗用問題

まさに天国から地獄、日本最大級のジェットコースターでほとんど重力加速度なみの落下を見せつけてくれた感じの「STAP騒動」です。昨日は理化学研究所の言い訳会見を4時間かけて全部見てしまいました。今回の論文に関する事象を「些細なこと」というふうに語…

急性期のリハビリテーション ADL維持向上等体制加算 25点 (患者1人1日につき)

急性期病棟でのADL低下への取り組みに診療報酬点数がついたという意味では画期的なもの。ADLが低下しなければ診療報酬として認めなかったものが、予防的な取り組みを行うこと自体にリハビリテーションとしての評価を行うことになったのは大変素晴らしいこと…

回復期1の専従はホントの「専従」

医療保険の用語には謎のものがいろいろあり、専任は他の仕事と兼任してもよかったりします。専従というのも「ちょっとは他の仕事しても良い」というものが多いのですが、リハビリ関連の専従は他の仕事との兼任ができない場合が多いのが特徴でした。 6年前ま…

日医総研の 都道府県別・二次医療圏データ集を見ながら考えてみる。

昨日の大田市立病院新病院建設関連のエントリーの続編。 今後の医療需要予測なんてものを見ながら今後必要な病院機能が見えてくるはずです。参考にしたのは、http://www.jmari.med.or.jp/research/summ_wr.php?no=519 日医総研の都道府県別・二次医療圏デー…

この巨額の借金をどうやって返すのかわからない事業計画

先日、大田市立病院の新病院建設関連の予算が通ったというニュースが流れていました。 http://mainichi.jp/area/shimane/news/m20140227ddlk32010435000c.html この記事によるとその総事業費は112億円!!。この額と比較できるものがないかといろいろ探してい…