2012-07-14から1日間の記事一覧

電子カルテ導入前の状況2

将来的に電子カルテ化は必須と考えていましたが、その投資に見合っただけの成果を得ることが可能かどうか、が大きな課題でした。急性期病院が導入している電子カルテでは導入に数億から10億円、さらにメンテナンスコストが年間1億以上などと言われていま…

電子カルテ導入前の状況1

5年前、今の職場にやってきました。カルテは紙のままでしたが、リハだけは部門システムのリハメイトが稼働。医事課にはレセコンが動いており、院内の各部署には院内LANがすでに敷設され、法人内はグループウェアのサイボウズで情報共有可能、リハ実施計画書…

椅子を買いに行ってきた

朝から散らかったままの自分の部屋の掃除をして、いろいろ散らかったままにしていた各ベンダーさんの電子カルテの資料を処分したり、読みかけのままになっていたマンガとかを片付けて、久しぶりにブログに怒涛の書き込みをしていたら、椅子の調子がおかしく…

電子カルテに欠けていると感じていたこと

電子カルテは、その患者さんの医療情報をデータベース上に記録し、それを閲覧、更新していくことで成り立っているものです。これまで紙の上にアナログな情報として文字や絵が記載されいたものをデジタルデータとして保存していくことで成立しています。この…

リハビリ専門病院の電子カルテの必要性について考える2

これまでの病院で使用してきた電子カルテの構造は、急性期病院の業務のフローに基づいて設計されているとおもいます。基本的にすべての仕事のスタートは「医師の指示」からスタートし、医師の指示を迅速に正確に各部門に伝達し、正確に実施可能とすることが…

リハビリ専門病院の電子カルテの必要性について考える1

振り返ってみると、大阪の病院の時も、松江日赤時代も、オーダリングシステムや電子カルテ導入の委員をしていました。その前に仕事をしていた大学病院も含め、全て急性期を中心とした総合病院であるのに対して、今回電子カルテ導入を目指しているうちの病院…

電子カルテ導入記

地域医療再生基金による電子カルテ導入への補助金。すったもんだがありつつ、ようやくうちの病院にもやってきました。当初は1病床あたり75万円(の半額)という助成額が予定されていましたが、いろいろ紆余曲折あり、45万(の半額)へと4割カットに。48床の…