松前、その後・・・

先日の朝日につづき、今日は読売さんが報道。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131011-OYT8T00028.htm
町立松前病院 医師10人中6人辞職の意向

先日の朝日の報道では院長+2人というところまでのニュースでしたが、今日の読売では+3。
残る4人の医師で、当直も回して、24時間の救急医療を行って、入院患者さんに加えて、老健施設もみて・・・そんなの続くわけもなく、病院のスタッフ=町職員のクビは切れませんから、全て町の赤字としてこの人口1万人を切り、40%近い高齢化率の町にのしかかってくるのは確実。
しかし、
「木村院長は今年3月末で定年退職となった前事務局長の雇用継続を求めて町や町議会と対立。道が仲裁役となり、石山英雄町長と木村院長との間で前事務局長を「経営アドバイザー」として雇用することなどを柱とした条例改正を行う内容の覚書が4月に交わされた。しかし、6月定例町議会で条例改正案は否決され、前事務局長はいったんは臨時職員として再任用されたが、9月末に6か月の任期切れによって退職した。木村院長は「覚書すら十分に履行されなかった」と、9月27日に石山町長に年度末で辞職することを伝え、10日までに副院長や内科部長ら医師5人が木村院長に追随して辞職願を提出した。」という経過を見ると、ここまでケンカしておいて、「町民の医療を守るため、辞職願を撤回していただけるよう、話し合いを続けたい」というのもなんか虫の良い話のような気もします。全適で人事権を持っているはずの人の権利を制限しておいて、こっちの都合は聞けというのはなんとも。。。