今日の野次馬。その2

やめると決意したのは、想像通り、院長のもとでの研修をしたくてやってきたDrだったようです。
http://from-er-to-local.blogspot.jp/2013/10/blog-post_11.html
松前病院のDrのブログ。
この先生の過去のブログの記事も読みつつ、地域で頑張ろうとする医師の思いを想像しておりました。
これまで医師側の主張だけしか読んでいないという意味で偏ったものとなっており、町長、町議会側にはそちらの主義主張があるのは間違いないでしょう。遠くから眺めているだけではわからないこともたくさんあったでしょうか。
ただ、この現場で見ていたDrの立場からすると、
「より信頼され、愛される病院」を目指して、地域住民が求める最良の医療を行う
ことが出来ないというのは偽らざる気持ちなんでしょう。
この文章の中でも象徴的なのは、
「地域医療は、行政が協力し、医療者に理解をしていただき、ともに「住民にとって」何が大切なのかという共通認識を持たないと成り立たないことを身をもって学びました。」
というもの。医師が理想としているものと地域住民やその代表である議会や行政が求めているものの間にギャップがあったのでしょうか。こういう事で辞める医者がワガママで悪いとは思えないのですが、
「いろいろ報道、または町内でうわさ話が広まっていますが、事実を見届けている私からすると、病院側、院長の考えに、町議会や町長から指摘され、批判されるような問題点は一切ない」
という部分から類推すると、「噂」というやつが院長先生の心を折った可能性は十分ありそうです。