車窓を流れていく景色を眺めつつ

今月に入り、再度汽車通勤の頻度を増しています。松江から米子まで30分ほどの乗車時間ですが、大抵その間、iPhoneの画面を見ているか、本を読んでいるか、という感じで外の景色を眺めることのない通勤スタイルだったのですが、今朝は窓の外を流れる景色に目をやっていました。
中学と高校の6年間、今とは逆方向で揖屋から松江まで汽車で通学していました。揖屋駅から松江に向かってしばらくすると周りは田んぼばかりが広がっていましたが、今ではそこは新興住宅地となり、当時の面影は本当になくなりました。30年の時の流れを実感する景色です。一方で揖屋駅から東側、荒島、安来までの景色は記憶との差が少ないような。この区間は通学に利用していなかったので、最近の車窓から見る景色の記憶を過去の記憶と思い込んでいるのかもしれませんが。
ずっと変わらないと思って周りを見ずに過ごすとエライ目にあうかもしれないと思わせてくれた今朝の車窓からの景色でした。
written by iHatenaSync