花粉症がキツイので電子書籍

数年前まではこの季節になると鼻を詰まらせている人の横で平気な顔をしていたのですが、だんだんと鼻炎症状と目のカユミ、咽頭痛、咳などの症状が増悪傾向でした。
しかし、今年はホントにキツイです。先月末の金沢出張直前から悪化して、ほとんど声も出ないところまでいっていたのが、ようやく収まってきたと思っていたのですが、昨日訪問リハの往診に出かけたら、強烈な鼻閉が再発。一緒に頭痛発作も合併するという最悪のコンディションのなかで会議まであるし。この思考能力低下による日本全体の生産性低下はTPPの影響さえはるかに超えるんではないかと思うほど。
家で大人しく本でも読んでいるのが、身のためかも・・・ということで、本屋さんに行くのも花粉への暴露のリスクを高めてしまうこの状況下で役に立つのが「電子書籍
先日とうとうAppleのiBookstoreも日本語書籍を取り扱うようになり、iPadで読めるようになりました。品揃えの面では先行した他社に及びません。
現在、愛用中の電子書籍アプリはAmazonKindle、BookLiveReader、そしてiBooksの3つ。前2者はiPad以外にもAndroid端末やPC、専用端末(Amazon KindleやBookLiveのLideoなど)でも読書可能であるのに対して、iBooksiPadiPhoneなどのiOS端末のみというところが大きな差ですが、まあiPadでしか使用しないので今のところ大きなデメリットではありません。
操作していく上で大きく違うのは、iBooksはこのアプリでそのまま本の購入まで可能なのに対して、前2者のアプリでは本が購入できないこと。AmazonやBookLiveのホームページにWebブラウザーからアクセスして購入するというワンクッションが必要。とはいえ、iPadSafariでやれば良いので、そのあたりも大きな問題ではないです。
本を読み進める上での厄介なところはページめくりの反応性がそれぞれの書籍アプリですこしずつ違うところ。ページめくりのしやすさではiBooksが好みですね。
Kindleの困ったところは購入した本の整理ができないこと。種類ごとに分類できないのと、マンガなど複数の本があるものをまとめておけると目的の本を見つけやすいのですが、このあたりに不満があります。
価格面ではKindleが若干安いものが多い(Amazonが日本の消費税を払っていないせい?)ですが、BookLiveは、ポイントを購入すると5000円なら5300ポイント、10000円なら10700ポイントと消費税よりややお得。さらに今は10%ポイントバック(実質10%引き)とかしているので、お得感があります。話題になった本が読みたいと思った時に本屋まで行かずに手に入ることの良さは間違いないです。
BookLiveは雑誌も電子書籍購入可能なところも良いところ。気がつくと部屋を占拠している雑誌の山ができないことも魅力の一つと言えそうです。しかし最大の問題は簡単にどんどん買えてしまうこと。物理的な山ができないというのは、財布のヒモが緩みやすい一つの要因で、良い面ともいえるし、悪い面とも言えそうです。
今後、どの電子書籍アプリがメインになるかも要注目。

あ、お風呂で読めないというのも個人的には大きな問題でした。