高い臨床実践能力と大学院?

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/37415.htmlより。
看護協会が文科相に提出した看護人材養成に関する要望書によると、「「看護師特定能力認証制度」の創設に向けて、大学院での高い臨床実践能力を持つ看護師の養成を強化したりするよう求めた。 」とのこと。僕の中での大学院のイメージは、リサーチを頑張る所で、臨床能力をつける場所とは到底思えないのです。実際に大学院へ行った看護師さんたちは、その後臨床の現場で働いていると言うよりは、管理メインの仕事になったりとか、ベッドサイドから離れた世界に行ってしまっていると感じているのは僕の認識が間違っているのか?
そもそも「看護学」とは何を学問するところで、その専門性はどういうものなのか、ということが明確化されないないまま「処方権をもった看護師」とかみたいな医師の権限の一部を移譲していくことだけを想定した制度の創設を考えて大学院??というのもあんまりかっこよくないなあ・・・というのが正直な感想でした。