いじめっこ

リハビリテーション関連の診療点数は、毎回の診療報酬改定のたびにコロコロと変わって来ました。やるべき仕事は変わりがないのに、その患者さんごとに行なっている疾患別リハビリの種類が異なれば、点数も違えば、算定可能日数も違います。そんな点数の細かい「注」まで全部把握するのは大変なことですが、それをきちんと理解せずに仕事をするのは、交通ルールや料金表を知らずにバスやタクシーの運転手さんをするようなもの。
ということで、算定日数を超過しそうな患者さんのことで相談に来たPTさんを「いじめ」てしまいました。たいていの患者さんが回復期の算定日数以内で退院できることもあり、なかなかこういうケースに当たらないスタッフもいて、正確な知識が十分に伝わっていないことが判明。助け舟を横にいる10年選手のスタッフに出させようとしましたが、彼も沈没・・・。こうなると、スタッフ指導のほうに問題があるということで、最終的にはちゃんと指導できていない僕自身の責任なのかも・・・