新・回復期リハ1

巷間噂されていたとおり、回復期リハの上位基準が新設され、回復期リハ病棟は3段階となるようです。
リハ関連団体の要望書よりも緩い基準になりましたので、当初言われていた数よりも多くの病院がこの新しい基準で算定できるようになると予想しております。


新基準は、人的配置の面と、入院させる患者層に関するものと、退院時の在宅復帰、重症度改善によるものの2つの面の両方で基準が従来よりも引き上げられたのが特徴です。
人員では、
看護師15:1→13:1(正看護師7割以上、夜勤の看護職員2名以上)が一番大きな変更点。
その他では専従のPT3人、OT2人、ST1人、STの専従配置が要件の中に含まれました。またMSW(社会福祉士)が専任に。
医師についてはこれまで同様の「専任」という形に。看護補助者も従来通り30:1。

患者さんに関わる要件としては、
在宅復帰率は7割(従来は6割)以上、
日常生活機能評価10点以上の重症者割合はは3割(従来は2割)以上。
さらに「一般病棟用重症度・看護必要度」のA項目1点以上が1割5分以上が新設項目。
重症改善3割以上(従来通り)