先週末、東京で。

来春の診療報酬改定関連のセミナーがあったので、講演。とりあえず最大の目標は笑いを取ることでしたが、その目標はクリアできたのでまずまず満足(本当にそれで良い?)
その前の晩には、高校時代の同級生の池田さんと一緒に食事。東北への看護支援の仕事がいつもの業務にかぶさっている状態で休みもなく仕事している状態とのこと。山陰で暮らしていると、すでに東日本大震災が「今年の重大ニュース」的な「過去の出来事」になりつつある危機感を感じています。これからまだまだ支援が必要な状態ですが、熱しやすく冷めやすい日本人はすでに「絆」を過去の文字として認識しているのではという不安感まで感じていた中、まさにその人々を支える仕事をしているかつての仲間が間違いなく存在していることに熱くなりました。一緒に食べた肉も美味しかったし。
収束宣言のなされた福島第一原発からはまだ通常なら大騒ぎになる程の放射性物質の漏洩が未だに続いているし、きちんとした復興支援をサポートしていけばもっとしっかり復活できる町も未だに放置されたまま被災地には雪の季節がやって来ました。同じ日本とはいえ日本海側は雪でも東京は快晴、山陰は普通の年末でも東北には厳しい冬の訪れ。それぞれに訪れる季節は場所により異なることを実感した東京でした。