選挙目当てのその場しのぎの言葉は・・・

 民主党の厚生労働部門会議なるものが開かれたというニュース。http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18831.htmlより。救急医療情報システムを多くの救急隊があてにしていないという事実を「「情報の信ぴょう性が低く、リアルタイムの情報ではないから利用していないという救急隊が27%もいるとは信じ難い」と驚きを隠さなかった。」っていうことの問題点はそう言う無駄なシステムに多額の税金を投入していたということについて驚いてもらいたいのですが、「会議の最後に、山田正彦衆院議員は「ベッドが空いてない、医師がいないなどの理由で安易に受け入れを断らないでほしい。緊急対応策をぜひ考えてほしい」と訴えた。」という締めの言葉に脱力・・・この会議は例の墨東の件を受けて開かれたもの。ベッドが空いていない、医師がいない状態であの緊急の患者を受けたらどうなるか、少しでも冷静に頭を使えば分かるはず。もし分からない人ならば困りますが、もっと怖いのは分かっているけど選挙受けを良くするにはこういうコメントが・・・なんていうものだったら・・・いえ、ただの妄想であって、誹謗中傷の意図はありません。(朝日新聞風)
 そうそう、朝日といえば社説恐ろしいことを書いていました。http://www.asahi.com/paper/editorial20081023.html
「産科の救急で受け入れ先が見つからないときは、とりあえず一般の救急部門で受け入れる。そうした柔軟な発想が必要だ。」それは柔軟な発想というより、ただただ「絶句・・・」なレベル。同じ整備だからといって、クルマの整備工場にジャンボ機の整備を頼むことができますか?ほとんどそのレベルのいちゃもんを平気で「社説」として載せてしまえるその感覚が恐ろしい。だれもその内容をチェックしないんでしょうか?