なぜ福祉タクシーチケットは売られたのか?

今朝のみのもんたの番組でもみのさんが吠えていました。「福祉タクシー券金券店に 荒川、豊島の交付分 23区で対策へ」http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008090890070911.html
1万200円ぶんのタクシーチケットが7000円ちょっとで販売されていたとのこと。
「これを売ったやつはけしからん!!」とみのさんは吠えておられましたが、この福祉タクシー券をなぜその障害者の方が売ったのかということにまったく踏み込んでいないというところがイマイチです。

1.そもそも福祉タクシー券を使えるような機能レベルではない
2.お金に困って食費を得るためにはなんでも売るしかなかった

そういう可能性に思い至らないのでしょうか。この数年で障害者医療への給付がどんどん引き下げられています。食うや食わずの生活をしている人がおられます。タクシーに乗らなくても生きていけますが、飯を食わずに生きることはできません。

「ほっとけない!!」と思うなら、なぜ売られたのか、マジメに調べてからのほうが良くありませんか?