看護師がアラーム音を聞き逃す、一時心配停止に・・・ってシンパイちがいなんですが・・・

 読売新聞の記事http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070623p201.htmですが、見出しの「心肺」が「心配」になっています。こういうミスが「笑い」ですむか、「命に関わる」かが医療現場の厳しさなのでしょうか。記事の中で気になったこと。病棟の看護師さんは「当直」ではありません。「夜勤」です。言葉のプロなんだからちゃんとこの二つの意味の違いを理解して書いて欲しいものです(ホームページによると3交代制のようです)。
 ついでに夜勤の看護師が3人体制を4人体制にするには、単純に考えても4/3倍に看護師を増やさなければならない筈です。一病棟で3交代だと一晩に8人の夜勤看護師が必要(準夜と深夜に各4人)で1ヶ月でのべ240人の夜勤看護師が必要です。一月に8回の夜勤ということで考えると一病棟30人の夜勤が可能な看護師を最低確保しないといけません。突然にこれだけの看護師を集められる筈もないので、きっと夜勤回数が4/3倍に増えているんでしょうねえ・・・