大田市立病院に地域包括ケア病棟ができていた

この春、公立病院はあらたな改革プランを作らないと行けなくなっています。従来は許可病床数によって決まっていた補助金の額が、実際に稼働している病床数に基いて算定されるようになるとか。病床機能報告制度とともに医療法で決められた地域ごとの医療ビジョンの策定の中で、各都道府県知事は公立病院に対してベッドの変換や昨日の変更を勧告できるようになるなど権限も強化されるようです。
大田市立病院は医師の退職をきっかけに救急医療ができなくなり、経営が大きく傾いたことで全国ニュースにも載ったことのある病院ですが、中四国厚生局のHPを見ると、どうやら一般病床の一部を地域包括ケア病棟へ転換したようです。病床数は52床。大田市の医療圏は現実には2次医療圏として単独で生き残ることは不可能で、出雲市(県立中央病院と大学病院)に依存する形でいくしかないとすると、これら急性期2病院の後方支援医療機関として見ると、地域包括ケア病棟の新設は正しい方向性と言えそうです。問題はこの病棟を有効に活用できるベッドコントローラーがそこに存在するかだったり。。。。

続々と増えている感じの地域包括ケア病棟

病床機能報告制度が開始となり、高度急性期、急性期、回復期、慢性期と各病院が病棟ごとにその機能を報告する制度となりましたが、このうちの回復期に当たる機能を回復期リハビリテーション病棟とともに担うと考えられるのが地域包括ケア病棟。実際にはもう少し幅広い患者さんを受け入れられる病棟です。おそらく国(厚労省)の考えとしては、増えすぎた7:1病棟の転換先として考えているのか、比較的高得点が付けられています。
従来の亜急性期病床の時代よりもずいぶん多くの病棟がこちらに移ってきているようですが、なかなかその実際の病床数がはっきりしなかったのですが、久しぶりに中四国厚生局のHPを見てみると、この地域包括ケア病棟の各病院の病床数が公表されていました。想像以上に増加しています。
以前のニュースで見ても、全国の中でも地域包括ケア病棟を算定している病院の割合が高い山陰両県。(まあ、もともとの病院数が少ないので、ちょっと増えただけでも比率が上がりやすい)さっそく中身を見ていると、島根県で15、鳥取県で10病院が算定していました。一方病床数では島根が549に対して鳥取が234。ちなみに島根の回復期リハの病床数は580で、鳥取は669。人口10万人あたりの島根の病院の地域包括ケア病床数はきっと全国トップクラスなんだろうなあ・・・

Mineoでケータイ代金を安くする

我が家で利用中のauの回線を利用したMVNOである、mineo。次女のiPhoneが問題なく利用できていたので、思い切って長男のiPhoneもmineoに切り替えて見ました。ほとんど利用していない娘のパケットはシェアして使えるので、まあまあ行けるのではないかと予測。来月には次男のiPhoneも契約更新月がやってきます。彼の利用状況をみるとauでなくても問題なさそうですから、こいつもmineoに変えてみようかと企んでいます。問題はその利用端末の問題のみ。iOS7のiPhone5cかiPhone5sっていう制限がなかなか鬱陶しいです。この間手に入れたAndroid機、Xperiaを使えば問題ないのですが、せっかく自分用に買ったオモチャを渡すのはなんか悔しいな。。。

Xperia Z Ultraとともに

そもそも世の中に当直なんてものが無ければ、こういう衝動買いなんてものも減るはずなのですが、夜、医局で一人でネットをぶらぶらしているとろくなことが起こりません。

Xperia Z Ultra SOL24 au ホワイト

Xperia Z Ultra SOL24 au ホワイト

iPhone6Plusよりもでかい画面で防水でおサイフ携帯機能なんでものもついてるし・・・なんてことは全て言い訳で、気が付くとヤフオクで落札していました。Amazonで買うより安かったので。
iPhoneで使っていたのとはSIMのサイズが合わなかったので、AmazonでSIM変換アダプタなんてものを購入し、Android OSそのものの操作方法もよくわからないので、
ゼロからはじめる au Xperia Z Ultra SOL24 スマートガイド

ゼロからはじめる au Xperia Z Ultra SOL24 スマートガイド

なんて本も注文。充電のたびにUSBポートの蓋を開け閉めするとせっかくの防水がヘタってしまいそうなのでこんなマグネット式の充電ケーブルなんてものも購入。完全にハマってます。
まあiPhoneでないとどうにもならない分野っていうのはそんなになくて、ネットに快適に接続できればスマホの役割の大半はOK。ちょっとしたところに作りこみの細かさはiPhoneのほうが上かな・・・と思いますが、日本語変換はGoogleの日本語変換アプリをインストールしてすでに上回っている感じ。このエントリーを書いている間にBridge for Macで明日の通勤で聴こうと思っていたアルバムをコピー。これもあっさりと終了。通勤時に愛用中のBluetoothノイズキャンセリングヘッドホンとは、NFCで一発でペアリングが済むので今の環境の中で案外いい感じになっています。しばらくはこのZ Ultraとともに過ごしてみようかと・・・

なぜかあっさりと・・・

昨夜はずっと戦っていましたが、まったく歯が立たず、接続できなかったXperiaくん。職場について医局の机の上のiMacにBridge for Macというアプリをインストールして、いつもPHS充電用に使用しているMicroUSBケーブルで接続したら難なく認識。せっかく繋がったので、iMaciTunesに取り込んであった曲を入れてみました。昨日苦しんだ時間はいったいなんだったのか・・・問題があったのは自宅で使ったケーブルか、富士通のノートPCか
とりあえず、携帯電話自身のハードウェア上の問題ではなかったということがわかり、一安心。

初Androidに苦戦中

iPhone3GからずっとiPhoneユーザーで、去年の秋には発売日にちゃんとiPhone6Plusに機種変しているにも関わらず、何を血迷ったのか、ヤフオクXperiaを落としてしまいました。普通のAndroidではつまらないので?、購入したのはZ Ultra。iPhone6Plusよりもさらに大きな画面の機械です。画面は綺麗だし、CPUも速いので、動作がもっさりすることもなく、大きな問題はなく使用開始出来ましたが、PCとの連携で音楽を入れようとして躓き中。なぜかUSB接続してもPCがXperiaを認識してくれません。こういう時にどうすればよいのかという経験値がAndroidについてはまったく無いので困惑中。
まあどうせカバンの中にはiPhoneも入っているし、ヘッドフォンはBluetooth接続なので問題ないのですが、困ったことです。
外付けのメモリーカードリーダーでMicroSDに書き込んでからマウントしたらよいのでしょうか・・・

大学別の国家試験の合格率なんてものをみてみると・・・

医師国家試験、薬剤師国家試験と合格発表が続いています。今日は理学療法士作業療法士の国家試験合格発表。
PT82.7%、OT77.5%とPTはだいたい例年通り、OTは昨年持ち直したのが再度低下、という感じです。この2つについては学校別の合格率とかは厚労省HPにアップされていませんが、医師や薬剤師については、大学別、新卒、既卒別などで合格率が公表されています。薬剤師については、今年はもっと低下するかも・・・とか言われていた値に比べるとややマシな値となっていますが、この大学別合格率の表を見てるとなかなか興味深いものが見えてきます。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000079159.pdf

新卒者の総計で見ると出願者10,396人であるのに受験者数は8,446人で合格者数は6,136人となっています。出願したのに受験しなかったというのは、その時に体調崩したという人もいるでしょうが、さすがに1900人も体調崩すなんてことは考えにくいので、卒業させてもらえなかったということでしょう。この出願者数と樹間舎数の食い違いは大学ごとに大きく異なります。国立では2人、公立で4人。残りは全て私立の大学。その私立でも大学ごとに傾向が大きく異なり、一番すごいところでは、出願者の半分以下しか受験していないという恐ろしい大学も。表で比較される数字の合格率は「合格者数/受験者数」ですが、その学年まで到達した学生のうちどれだけ合格したか、という視点でみると、「合格者数/出願者数」とか、どの大学に入学した学生数を分母として計算するほうが、適正なのかもしれない・・・なんてことを感じました。医学部でも出願者数と受験者数の食い違いは、私立大学を中心に存在していますが、この薬学部ほどのことはありません。6年制導入とともに雨後の筍状態で全国に乱立した薬学部ですが、政策として成功であったかどうかは、法科大学院同様に再点検されるべきなのでは。。。と思いました。