島根県合唱コンクール

今年も合唱コンクール、追っかけの季節がやってきました。今年は出雲で開催される県コンクール。もう自分の家の子供は歌っていないというのにも関わらず、朝一番の中学校の部から聴くために早起きして出雲へ。
県内でもっとも合唱が盛んな出雲での開催なためか、会場前から行列ができていました。審査員席の後方3列目あたりに空席を見つけて着席。自分の子が関係ないと思うと?、安心して楽しめます。県大会なので、玉石混交というか、全国大会常連の学校もあれば、「がんばりましょう」というかんじのところまで様々ですが、この舞台に立つまで夏休みをつぶして練習してきたのはどこも同じ。そういう気持ちで各団体の歌を聴けるようになったところに無責任さの上に立った余裕があるかもしれません。
ネットの掲示板の無責任な?書き込みを見ていると今年の出雲勢で最も評判が良かったのが出雲三中。混声合唱のトップバッターだったので、期待していたのですが、ちょっと期待はずれ?逆に今年は男声が・・・と聞かされていた島根大学附属中の男声がなかなか良い声でいい意味でビックリさせてもらいました。
ロビーでお兄ちゃんが中学時代の保護者のお母さんとか、顧問の先生や伴奏者の方と雑談してるうちに結果発表。想像通りの結果でした。昼休憩を挟んで本日の追っかけのメイン、高校の部。前半の高校Aでは、いつもの出雲北陵も良かったですが、予想以上に良かったのが浜田。お兄ちゃんが高校2年までお世話になった先生が今年浜田高校へ。去年までから大きく変化した歌声に指導者の優秀さを改めて再認識。大社は例年どおり?、日本の古典文学みたいなのに曲がついたようなヤツ。そろそろ違うパターンもいいかな・・・なんてことを思いつつ。
そして我が母校、松江北。今年は委嘱作品でした。春の定期演奏会で聴いた時にはどうなることかと思いましたが、2ヶ月で別物に仕上げてきていました。去年よりも部員が1.5倍に増え、声の厚みも増していました。この作品がホントにかっこ良くて、バカ親は少々涙ぐみながら聴いていました。
結果発表は一般の部が終わったあとになるのですが、この演奏で上に上がれない筈はないと信じて帰宅。子供からの発表の知らせをちょっとドキドキしながら家で待つことに。
結果として、今年も無事に中国コンクールへの進出が決まりました。問題はこの2年間超えられない全国への壁をどう越えるかですが、今日みたいな演奏を続けてくれたらそれでいいかな・・・と思ったり。