松前のその後

約1ヶ月の間、新聞などのマスコミにはほとんど情報の出ない松前病院問題。新しい情報が
http://from-er-to-local.blogspot.jp/2013/11/blog-post_26.html
で更新されました。
この中に幾つか興味深いものが。
【】内は引用。

【透析患者20名に院長が直接話をして、12月中に他の病院へ転院してもらいたいと伝える。また、その手配をする。
 12月中に入院患者の転院の手配も行う予定。(3月まで時間がないため、患者さんのためには今から動かないと、ぎりぎりになると、「患者さん」に迷惑がかかるため。) 越冬入院(社会的入院)も今年は受けない方針】

内科系の医師がほぼいなくなることが確定している状況ですから、この全員転院は致し方ないですが、すでに動いているというのはかなり責任感をもった仕事とも言えなくもない・・・ただ病院経営的には悲惨なことになるでしょうね。コメディカルや事務系スタッフの人件費などはかかり続けますから。

【院長→町長部局に対して、「6月、9月の定例議会、決算審査特別委員会、10月の臨時議会の議事録の提出要請」を行う。あわせて、音源記録も提出するよう要求
町長→(11月18日の段階では)議事録はまだできていない。音源は渡せない。また、渡す義務はない(というような旨の文書を院長に提出)】
この町議会でかなりの誹謗中傷を受けた(と少なくとも院長先生側は感じておられるようですね。)証拠を保全したいということでしょう。ここまで要求するということはかなりの怒りを感じますねえ。。。

【議会、議員→11月20日突然議員全員(一人体調不良で欠席)で、院長室を訪問。
「慰留していただけるように説得しに来ました」
 特に何も謝罪なく、また改正案の提案もなく、方針についても何もなく、ただ、説得に。】
現在進行形で進んでいる上の状況から見て、この説得とやらが有効とは到底思えません・・・

 【院長→「私と道庁と石山町長との間で認めた覚書を不履行とした行動をどのように責任を取るのか。
 議会で私の発言を認めなかったり、いないものとした、言論を封じるようなことに対してどのように考えているのか。
今後の議会がどのようにあるべきか、皆さんがどのように考えているのか。」】
そこまで「人間」としてのプライドを損ねることをやっているという自覚もなかったんでしょうね。

さて今後の先行きはどうなっていくのか目が離せません。