財務省の医療費に対するコメントを見ていて思ったこと。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2101I_R21C13A0PP8000/
財制審、診療報酬引き上げに難色 というニュース。
今回のこの診療報酬引き上げというものの一番の理由は財務省さんが必死に導入した消費税のため。医療費は消費税がかかりませんが、医療機関が購入する全てのものには消費税がかかっているので、その消費税部分をどう価格に転嫁するか、というのが一番の理由です。
たしか、この消費税アップの部分を値下げすることは、当の財務省さんが「「消費税還元セール」禁止法成立 税抜き表示容認 」http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05052_V00C13A6PP8000/なんていうのをやっておられた筈。消費税分を値下げしてはまかりならんという法律をわざわざ作っておられるにもかかわらず、医療費については、消費税上乗せ禁止って完全にダブルスタンダードだと思うのですが、そんなふうに思うのは僕だけなんでしょうか。ついでに消費税の値上げ分は全て社会保障費に回すと言いながら、法人税を減税するっていうのも、どうみても消費税で得た税収の一部を社会保障以外に使っているようにしかみえませんが・・・