鹿児島の全国コンクールから帰ってきて・・・

週末は鹿児島での合唱コンクールに家族で出かけてきました。これまで学会出張で出かけた際には、飛行機だったり、JRだったりしたのですが、家族全員で鹿児島までJRで行くと強烈な出費となるのでクルマで行く事に。片道10時間のロングドライブとなりました。さらに鹿児島市内に宿が取れず、宿泊は指宿温泉に。僕を除いて砂蒸し風呂に行ってこれたのはラッキーだったでしょうか。翌日も早起きして会場へ(指宿から鹿児島まで1時間かかると言われたので・・・)。
今年を振り返ってみると、2月のプラバ室内合唱コンクールはインフルエンザで出場できず、いつもの年ならば、15,6人はいる男子が3月の時点でわずかに3人。その後もなかなか増えない中、子供が持って帰ってきた松下先生の委嘱作品の楽譜を見ると各パートが2群に分かれてる・・・「これ、今年のメンバーで歌えるの?」というのが最初の感想。さらに曲の長さがNコンの規定をはるかに超えているため、Nコンと全日本で別の曲をやると聞いたときは「ホントに間に合うの?」という不安もありました。
一つ一つ前に進んでいくたびに着実に進歩していった今年最後のステージの結果は銀賞。本当によくここまで来れたものです。他校との比較、前年までの成績との比較はどうでも良くて、この1年間でどれだけのものを積み上げてきたかを誰よりも実感している「追っかけ保護者」が彼等を評価してあげないといけません。
そして、一番嬉しかったことは、彼等が結果発表前の客席で他校と一緒に合唱したこと。賞を取る、取らないの前に「合唱」が大好きなんだと感じさせてくれた瞬間でした。