島根大学附属中コーラス部、Nコンも中国コンクール進出!!

昨日は、NHK学校音楽コンクールの島根県大会。今月初めに松江地区予選をクリアした附属のコーラス部にとってある意味最初の大きな壁である、県大会へ。先日、益田で開かれた島根県合唱コンクール全日本合唱コンクールへの第一歩)の結果を見ても上位3,4校の差は少なく、審査員の好みで大きく順位が変動するような状況。この間のコンクールは県から5校が中国コンクールへ進出しますので、そういう意味では気楽な感じだったのですが、今回は2校のみ。さらに今回は演奏順がトップというコンクールではイマイチなポジションということもあり、不安感をかきたてる要素はいくらでもあります。
今回のコンクールで注目すべきところは、我が附属の他には、出雲一中(去年はダメ金で泣いていたけど、今年は浜崎センセが斐川西から異動してこられて、別の合唱になっている)、斐川西(昨年の全日本合唱コンクール、混声の部の日本一)、出雲三中(出雲一中の布野センセが異動。合唱関連掲示板では今年の三中はイイ!!とのことだが・・・)といったあたり。島根県合唱コンクールでは中国コンクール進出を決めている平田が出雲地区予選で落ちているというのは出雲のシビアさを感じます。
午後から自主休暇として、12時46分の汽車で松江へ。自転車でホールに行くと駐車場のことを心配しなくて良いのが最大のメリットです。1時半過ぎにホールに着くと開場までまだ1時間20分はあるというのにすでに行列。しかもその殆どが顔見知り(ようするに附属の保護者・・・)みんな気合が入っています。開場とともに席を確保し、本番を待ちます。
NHK公開収録お約束の「拍手」の練習から始まったコンクールのトップバッターとして、附属が登場。8日の松江地区予選では、パートごとのバランスがとれていない、リズムもバラバラなところもあり、心配していましたが、最初のボカリーズのところから、予選の時とは別物になっていました。(その後の5校で、このボカリーズを超えているところは無いと思う)予選の時には完全に女声の足を引っ張っていた感のある男声も今回は安定感を増してきた感じ。あるいは男声に合わせてソプラノを抑えているのか?というようにも思えたり・・・。
自由曲は「一詩人の最後の歌」。地区予選では、ドタバタ感のある演奏で、テナーは聞こえない、バスは音を探っている感じで不安定、女声も一人ずつがバラバラでバタついたこの先に不安を抱かせる部分がたくさん。さらに今年は全日本コンクール向けとNコン向けが異なる自由曲ということも練習不足など、不安感を増大させていましたが、その不安感を一掃する歌でした。一部荒くて、全体のリズムがあっていない感じのところや、ソプラノが高音でもっと響かせてくるとかっこいいだろうな・・・という所はありましたが、課題曲同様、こちらも予選とは別の合唱団が歌っているのではという程の違いがありました。日本語の詩が聞き取りにくい感のあったところも改善傾向(ここはもう一息か。。。)
すべての演奏終了後、保護者の贔屓目ありでは、当然附属が一番!!と思いながら、客席からロビーに出たところで笑顔の小村先生の顔を見て「行ける」と確信。発表でも金賞。さらに出雲一中とともに中国コンクールへの切符を手にしました。
今日の高校の部の結果は、お兄ちゃんからのメールで。残念ながら松江北は銀賞であったとのこと。(彼は金と銀が逆だと感じたようですが)ここからは岩国の中国合唱コンクールでのリベンジを期待したい所。昨年はNコン県代表の大社もNコン中国地区代表の萩も上回って、全国までたどり着いたのですから。ここからどれだけ伸びるかに彼等の真価が問われているはず。