まるでDMATチームが「悪い」ような書き方がキライ

東京新聞の記事 「関越バス事故 「群馬DMAT」初出動 現場到着は2時間半後」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120501/CK2012050102000138.htmlより。
この見出しをみるとまるで、群馬のDMATがノロノロやっていて肝心の救急医療現場に間に合わなかったかのような表現ですが、実際には現場の消防と県の連絡に問題があり、2時間半という遅れのうちの1時間45分はこの病院にDMAT派遣を依頼するまでの時間だったりします。
この事故の起こったのは早朝5時前。この時間帯には病院には当直医しかいません。この当直医はきっと救急搬送されてくる患者に対応(これもかなりの修羅場となっているはず)しなければなりませんから、それ以外の医者をたたき起こしてチームを編成したのでしょう。依頼からわずか40分で現地に急行させた前橋赤十字を褒めることはあっても批判することはありえないと思うんですが。・・・夜中にこういう記事を見つけてしまうと腹が立つなあ・・・
ちなみにDMATという言葉を見ると「帰ってきたウルトラマン」のMATを思い出します。コスモスポーツがムチャクチャカッコ良かった。。。