春の京都を歩いてみた。

昨日から始まっている内科学会。今年の会頭は中尾教授で、開催地は京都。ということで今年二回目の京都出張です。朝7時前のやくもで松江を出発し、岡山経由で新大阪、そこから新快速に乗り換えて11時20分ごろ京都着。ワザワザ新大阪で新幹線を降りたのは、山陰と阪神間を結ぶトクトクキップを利用したためです。
京都は雨上がりで暑くもなく寒くもなく、Googleマップで調べると学会会場までは5km程。コレは歩くしかないと京都駅の無料シャトルバスの誘惑を振り切って?、京都の街を歩き始めました。七条河原町から河原町通を北上、途中で細い道に入り、高瀬川沿いを五条通りまで歩いていると川面を埋め尽くすように桜の花びらが次から次へと流れてくるのを見て、京都の春を感じました。五条大橋で鴨川を渡り、川沿いの遊歩道をのんびりと散策。三条大橋の手前で川端通りにもどり、みやこメッセへ。岡崎の疏水沿いの桜も美しく、例年ならもっと葉桜になっている頃ですが、今年の春の寒さのおかげでこの学会まで持ってくれたのでしょうか。12時過ぎに到着しました。
学会会場では会員証のカードを示すとあっけないほど簡単に会費の支払いも出席の点数登録も終わり、今日の主な仕事は終了。
中学から大学までずっと一緒だった同級生と待ち合わせの約束をしていたので、東山駅へ。知らないうちに京阪の京津線と京都地下鉄が一体化?していて、自分の浦島太郎振りを改めて実感しました。会うのはおそらく大学病院にいた頃以来なので、14,5年振り。この間(というか高校も頃から)全然変わらない彼女に対して、同じクラスだった高校時代から比べるとプラス30kgの僕の体型の変化を改めて実感しました。
僕の好みを熟知しているせいで「ケーキ屋さんに行く?」という悪魔の誘いがありましたが、そこは糖質カット中なのでグッとこらえて、「花より団子」ならぬ「団子より花」で、円山公園を目指しててくてくあるきます。いろんな事をあーだこーだと話しつつ、知恩院さんの前を通って円山公園、高円寺から二年坂と、春の京都を歩くという平和なひと時を過ごして湯葉のお店で一休み。気がつくと4時半近くに。五条坂から再び歩き出して、そのまま京都駅まで。ほとんど市中引き回し状態にしてました。
京都に暮らしていた13年間で、京都の街をこれ以上の距離を歩いたのはおそらく京都に来た翌日、聖護院の下宿から金閣寺までを往復した時以来ではないかと。この時はそのまま生協に自転車を買いに行ったな〜。
ちょっとだけ大学に入学した頃に戻った気分がした一日でした。