医学部合格(ただしヨソのお子さん)

 先月末に終わった国公立大の前期試験。昨日あたりから合格発表の話がチラホラとやってきていますが、今日はとても嬉しい話が伝わって来ました。
 うちのお兄ちゃんと3年間合唱部で頑張っていた子が見事に医学部に現役で合格したとのこと。3年の夏の総体が終わると一気に受験モードに変わってしまう中、合唱部は8月9月10月と大会が続きます。最後の大会まで勝ち残ると終わるのは10月の末。去年の秋の全日本合唱コンクールが終わり、バスで戻ってきた息子(とその同級生たち)を出迎えに高校まで行った時に彼らが言ってくれたのは「来年も全国大会まで連れていきます」という言葉。この1年間は決して楽なものではなく、多くの女子部員の退部や、新入生不足も重なり、NHK音楽コンクールではまさかの県大会敗退も経験する中、3年連続での全日本合唱コンクール出場を果たし、1年前の約束を守ってくれたのですが、その約束をした去年の男の子たちが一人も欠けずに3年の秋まで仲間たちと歌い続けてくれました。そしてその後も、きっちりと「有限実行」で合格を勝ち取ったことに大感激です。合格の知らせを聞いた時、あの時の子供たちの顔を思い出して、我が子のことではないのに嬉し泣きしています。
 うちのお兄ちゃんからの連絡で彼の合格を知り、病院で一人で大喜び中。Macの中に取り込んである彼等の歌声を聴きながら、溜まった書類整理やら、診療報酬改定関連資料作りをしています。
 いよいよ明日はうちのお兄ちゃんの合格発表の日。みんなと一緒に喜ぶことができるのか、それとももう一年我が家の前の坂道を登ることになるのか・・・