中医協資料

1/27の中医協資料、個別改定項目について(その1)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000215yd-att/2r98520000021634.pdf がネットにアップされていました。
重点課題1 急性期医療の適切な提供に向けた病院勤務医等の負担の大き な医療従事者の負担軽減
重点課題2 医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制の強 化の推進及び地域生活を支える在宅医療等の充実
III 医療機能の分化と連携等を通じて、質が高く効率的な医療を実現する視 点

の部分が今回の資料として出てきています。
リハビリ関連としては、P83〜87。維持期リハビリテーションの評価(頑張っているから評価します!!みたいな話じゃなくて、今より点数を下げます。。。という話)という項目と、リハビリテーションの医療から介護への円滑な移行の項目。
P96からの亜急性期入院医療管理料の見直しも大きなもの。
「亜急性期入院医療管理料を算定している患者のうち、回復期リハビリ テーションを要する患者については包括範囲を含め、回復期リハビリテ ーション病棟入院料と同等の評価体系に改める。」
とのこと。具体的な点数は出ていませんが、回復期と同等の評価ということはその下がり方は300点を超える低下となる可能性も。ということはマイナス15%という恐ろしい引き下げです。包括範囲も回復期並みにするというのも細かい所で大きく響いてきそう。これまでの亜急性期1と亜急性期2とは違う意味でこの2つの名称が使用されるようです。

1 亜急性期入院医療管理料1
1 ○日を限度として一般病棟の病室単位で算定する。
2 脳血管疾患等リハビリテーション料又は運動器リハビリテーション料を算定したことがない患者について算定する。
2 亜急性期入院医療管理料2
1 ○日を限度として一般病棟の病室単位で算定する。
2 脳血管疾患等リハビリテーション料又は運動器リハビリテーション料を算定したことがある患者について算定する。

この亜急性期2のほうが、「回復期リハ相当の点数となるということでしょう。

もう少しじっくり読み込む必要があります。