介護保険サービスの有効性

についてこのところずっと考え中です。
介護保険、とくに軽症者へのサービス提供において介護予防の重要性がずっと強調されています。この中には介護保険対象者とならないという意味と、要介護度を悪化させないということの二つの意味があります。
在宅患者だけでも、通所介護(デイサービス)、通所リハビリ(デイケア)、訪問リハビリ、訪問看護訪問介護福祉用具のレンタル、住宅改修などなどいろいろな介護保険によるサービスが提供されていますが、これらのサービスのうち上記のうちの後者の意味での介護予防効果(要介護度を悪化させない)が証明されているものがあるのか、と思っていろいろ調べているのですが、なかなかそういった資料を見つけることができないでいます。
しかし、ある一定のサービスを提供するとすれば、その有効性について一定のデータを示すことが必要なはず。今介護保険財政の悪化が叫ばれていますが、そのなかでそれぞれのサービスの有効性についての検討というものがなされているのか否か、とっても気になる今日この頃です。