この速度感のなさ・・・

ずっと、文句を言い続けている公立病院改革問題。
1ヶ月くらい前に投書(ホームページから)したことへの返事が来ました。そもそもは夏ぐらいからずっとですが・・・

質問はこんなの・・・

「公立病院改革プランについて以前にも同様の内容で質問させていただきました。その時には「決算が出てから」というお話であったと記憶しております。9月末には公営企業の決算の概要が県のHP上にアップされ、各公立病院についても簡単なデータが公表されました。またそれに先立って大田市立病院についてはさらに厳しい状況が新聞報道されています。
 この決算がでたにも関わらず、県内の公立病院の改革プランの検証がなされ、プランの修正が実施されたというニュースを見聞きしておりません。大半の病院が多額の補助金をもらったうえでも赤字である上、改革プランに義務付けられている評価委員会がどうであったのかが十分に公表されているとはいえない状況です。不十分な情報開示のまま破綻直前になってから「もうダメです」では、第2の夕張、第2の銚子ということになりかねないと考えますがいかがでしょうか?」

僕としてはかなり抑えめに控えめに書いているところ。

これに対するお返事は
http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/koho/hotline/record/201007/107.htmlを参照。
この中で驚くべきことは、松江市立病院と出雲市立医療センター。なんと平成21年度のプランの評価を行うのが「平成23年1月予定」。もう平成22年度が終わろうというこの時期にまだ平成21年度の評価も終っていないとは。民間企業であれば、確実に潰れている累積赤字を抱えた病院たちが、この速度で評価を行って運営されているとは想像を超えるお役所仕事かも。