地域医療連携ネットワークでなにを結ぶのか

地域医療再生計画が各地で作られ、各県50億というお金が配られました。人口1000万の東京も60万の鳥取も同じ金額というのもどうかとは思いますが、とりあえずすでにそのお金は各都道府県に基金として積まれています。こんご4,5年の間にこの基金を使って地域医療を再生させることを目指しているわけです。
この計画の中で鳥取県IT技術を使ったネットワークづくりに多くのお金を使うことを計画しています。http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/440906/H22.1.29地域医療再生計画.pdf
この計画の【18】と【24】がこのIT関連で、【18】が5億6千400万、【24】に7億5000万という額が費やされようとしています。このネットワーク化にはけっして反対する気はないのですが、そのコストパフォーマンスに関する論議が欠如しているのが気になるところ。業務を効率化し、医師の負担を減らすことのできるシステムにしないければメリットもなにもないシステムなのですが、その費用対効果が計画立案段階でどれだけ検討されていたのかが疑問だったりします。