どうしても「餅」より危険な食べ物としたいのでしょう

こんにゃくゼリーの窒息、重症率85% 消費者庁分析」というニュース。
http://www.asahi.com/national/update/0701/TKY201006300491.htmlより。
重症率(こんなデータの出し方は初めて見ました)などというこれまでにない概念を持ち出していかにも危険な食べ物とみせようとしていますが、そもそもこのデータをみても、コンニャクゼリーは7件、餅は406件ですから、「危険な」たべものはどうみても「餅」でしょう。さらに、餅は重症・重篤・死亡の重症以上の事故が54%でコンニャクゼリーは7件中6件の重症、重篤と書いてあります。つまりいじわるな見方をすると、今回の調査では「餅」では死亡事故があったが、コンニャクゼリーは誰も死ななかったというデータともとれるわけです。
こんなバカバカしい報告、分析をすることしかできない時点で消費者庁の底の浅さが知れます。あるいはより「悪意」のあるものなのか・・・