いよいよ大詰めへ・・・

中医協公聴会が終了し、具体的な項目名が出てくる段階になってきました。今朝も9時に厚労省のHPをチェックすると今日の資料が早速アップされています。(担当の方、ありがとうございます)
どきどきしながら、中身をチェック。「平成22年度診療報酬改定における個別改定項目について」http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0127-7g.pdf なんていうものを見つけ、「おーっ」と盛り上がりましたが・・・「骨子」の重点項目までのところでした。
今回気になったのは・・・
1.地域連携診療計画退院時指導料2 ○○○点
これって急性期からの行き先が回復期以外の療養型や診療所に広げられたのは理解できたのですが、これらの機関ともケーヤクを結ばないといけないんでしょうか?
それと、通院または在宅医療うんぬんという記載があるのですが、急性期から回復期に移ってきた患者さんのぶんってどうなるんでしょ?

2.栄養サポートチーム加算(週1回) ○○○点
おお、ようやくNSTも加算だ・・・と思ったら対象となるのは一般病院とか特定機能病院のみのようです。
[算定要件]
①対象患者に対する栄養カンファレンスと回診の開催(週1回以上)
②対象患者に関する栄養治療実施計画の策定とそれに基づくチーム診療 等
③1日当たりの算定患者数は、1チームにつき概ね30人以内とする
これはまあ妥当な線として、

施設基準が問題。
当該保険医療機関内に、以下から構成される栄養管理に係る専任のチームが
設置されていること。また、以下のうちのいずれか1人は専従であること。
ア 栄養管理に係る所定の研修を修了した常勤医師
イ 栄養管理に係る所定の研修を修了した常勤看護師
ウ 栄養管理に係る所定の研修を修了した常勤薬剤師
エ 栄養管理に係る所定の研修を修了した常勤管理栄養士
上記のほか、歯科医師、歯科衛生士、臨床検査技師理学療法士作業療法
士、社会福祉士言語聴覚士が配置されていることが望ましい。

専従配置が必要というのが困りものですねえ・・・