今週のはやぶさ君

JAXA（宇宙航空研究開発機構）の小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」から地球へ向けて飛んできています。そしてとうとう地球の引力圏に入ったという大ニュース。4基のイオンエンジンのうち3基までが故障したにもかかわらず、驚異的な技術力でその危機を乗り切り、地球へ向かい飛び続けている「はやぶさ」。アメリカにもロシアにもできなかった月以外の星に着陸後、再び地球へ戻ってくるという偉業の達成はもう間近です。
　これを成し遂げようとしている日本の宇宙技術の素晴らしさがもっと報道されてしかるべき（宇宙ステーションとかで騒いでいるような場合ではない）なのです。少なくともオザワくんちの秘書の話とか、セイブの新人投手がブルペンで投げたとか、アイちゃんが卓球の試合で負けたとかそういう話なんかこの奇跡的大事業からみれば、カスのようなもの。事業仕分けで日本の科学技術に文句をつけた「レンホウ」さんとかにみてもらいたいものです。少なくとも日本人の誇りを感じることのできる大ニュースとしてはフィギュアスケートとかモーグルのお姉さん以上です。
注目のはやぶさの最新ニュースはJAXAのホームページの「今週のはやぶさ君」http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly.shtml　から。
「現在のはやぶさ君は、地球からの距離58,722,790km」がんばれはやぶさ！！