サイアクの制限・・・

朝日新聞の記事「年収2千万円で最終調整 「子ども手当」所得制限」より。ある意味サイアクでしょう。年収で2000万円を超える家庭なんてどれだけあるの?と思ったら、記事の中で「子ども手当の所得制限額を年収2千万円に設定すれば、支給対象は99.9%に拡大する。 」とのこと。要するに子供手当の削減効果はわずかに0.1%にしかなりません。5兆円とかいわれている予算のわずか50億。しかし各世帯の収入をチェックするためには膨大な事務経費の増額が予想されます。(これは定額給付金の時にもめたのと同じ事)

正直言って「消えた年金問題」も申告した分を全部復活(ただし不正をしたことがはっきりしたら2倍にして返してもらう)みたいにしたほうが、無駄ななんとか審査委員会の費用とか、復活へ向けた事務作業の費用とかと国民感情を考えたらベストな解決方法と思ったりします。

こういった中途半端な制限はパフォーマンスのみ(ハトヤマさんちに子ども手当はいらないのでは?!みたいな)で、現場にとってもなんのメリットも生まれないサイアクの制限になるとしか考えられません。