中国新聞「外科医退職へ 大田市立病院」http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200908050243.htmlより。
なぜか地元の山陰中央新報は秋に一人減のところまでのニュースしか報じていませんが、秋に1人、春に残る2人が退職するとのこと。大田には広島大学から外科医が来ていたと言うことですが、外科が3人しかいないとするといわゆるメジャーな手術はここではやられず、県立中央病院とか島根大学病院に流れてしまうでしょうし、そうなると一番手術の腕が発揮できて、腕を磨きたい30代の外科医がいてうれしい病院ではないでしょう。最初にカットされていく派遣先となるのはある意味必然かも知れません。
 先日の鳥取県西部の医療再生会議でも思いましたが、地域でどういった医療をどこで行い、そのためにどういう医療をそこに集中するのか、ということを考えないと持たない時代がすでにやってきています。