ヤバイ助産所のハナシ

東京都の周産期医療協議会の記事がロハスメディカルブログに載っていました。東京都といえば墨東病院の産科の問題でいろいろマスコミさんに叩かれ、「スーパー周産期センター」ができたところ。その「スーパー」案件についての論議がなされています。いわゆる重症で「スーパー対象」の案件での搬送はこの4ヶ月で9件あり、そのうちスーパーに運ばれたのは1件のみ。しかし一覧表を見ると胎児死亡1、母死亡1が含まれています。
 この中の1件(No8のケース)についての論議が、
http://lohasmedical.jp/news/2009/08/02131820.php?page=2
に載っています。この助産師会東京都支部支部長さんの発言をみているとめまいがしてきます。
助産師協会としてこういう会議に出るのであれば、助産所からスーパー周産期センターに送ることになった事例について自分で調査してから出てこないと意味がないと思うのですが。そしてその事例の中身は「低位胎盤」、「(嘱託医に)連絡を取らずに独断で子宮収縮剤の点滴」というとんでもない助産所の事例。

この会議、きっといろんなマスコミさんが取材していたと思うんですが、こんなことは黙殺するんでしょうね、きっと・・・