訪問看護ステーションが指定取り消し処分に

 東京の株式会社が運営している訪問看護ステーションが1億7000万の不正請求と指定取消処分というニュース。「介護報酬1億7千万円を不正受給 訪問看護指定取り消し
」より。
以下引用、
「都によると、パラゴンは2000年12月から昨年7月まで、利用した167人の訪問看護計画書を作成していなかったほか、うち約半数で医師の指示書を受け取っていなかったのにサービスを提供、介護報酬を不正に受け取っていた。
 都は03年11月、定期指導で書類の不備を見つけ、パラゴンに指摘。パラゴンは04年11月、改善したと報告したが、都が昨年7月に調査した結果、書類は不十分なままだったという。」
引用以上。
うーむ。介護保険でも医療保険でも訪問看護をするのには医師の指示書が必要で、定期的に計画書を作る必要があります。
 医者の指示内容はその医師ごとにまちまちですし、きちんとした指示を出してくれるDrもいれば、毎月前回コピーみたいなひどい指示を出しているようなタチの悪いヤツもいたりするでしょう。しかし悪法も法は法。訪問看護はそれでも最大6ヶ月間の指示をもらえますが、訪問リハは毎月必要です。これがもらえないときはサービスを提供していても請求できないという悲惨な事になります。それをきちんとかかりつけ医からもらうためにかなりの努力をしています。
「不正受給の事実は認めたが「サービスは適正だった」」という社長さんにはジャパネットたかたで電子辞書を購入して「コンプライアンス」の意味を調べてもらうと良いかも・・・。