日本の医療統計について考える

 日本の医療統計のURLを昨日のエントリーのコメントで教えていただいたので、のぞいてきました。(今日は地域枠入学の医学生さんがうちの病院に研修にくることになっていて1時間ほどしゃべることになっているので、その準備をしないといけなかったのですが、そういう時にこそ、いらんことがやりたくなるのが人情で・・・)
 この統計見ても、ある意味なにもわからないですね・・・。実働でどれだけ仕事をしている医者がいて、日本のどこにどういう医者がどれだけ不足しているのか、なんていうことは全く見えてきません。この統計を取るのにどれだけの費用をかけているのかしりたいなあ・・・取るならもっと役に立つ統計を取ろうね。

 しかし、日本の医者の1割以上が70才以上で、約2割が60才以上でしめられているということです。高齢化の進む日本では当たり前といえば当たり前のことなんでしょうが、思ったより高いこの比率にびっくり。病院の医者の5%は70才以上ということですが、さすがにこの人たちに当直しろとかは言っていないと信じますが。。。