豪華なホテルのような病院という名前の赤字発生装置

 関西テレビのニュースのバックナンバー http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2008_12_23.html#02 より。
特集/「まるでホテル…豪華市民病院が経営危機」
この記事の最後の部分を引用、

いま病院に必要なものは何なのか——。
「理想的な病院っていうのはやっぱりいいお医者さんが揃ってるかどうかが問題じゃありませんか」「優秀なお医者さんを確保し、それでなくても不足してる看護師招聘のためにふんだんに(お金を)使うべきであってね、もしあるなら」

そう、患者さんのために同じお金を作るなら、吹き抜けや大理石ではなく、「人」に投資をしなければならないのに、それをしなかったということがその問題の本質なのでしょう。この20数億の赤字についてPFIの運営会社もそれを進めた大蔵省の天下り団体もなんの責任も取らないと言うところがすばらしいです。