先日のテレビ

NHKで医療関連の討論会みたいなスペシャルを放送していたのですが、ほとんど政府の御用番組のような構成であったとのこと。6時間を超える収録で論議された内容の大半はカットされ、はじめに結論ありきという番組だったということが、実際に参加していたという人たちのブログへのコメントで暴露されています。 (http://hello.ap.teacup.com/sodateru/ など。)これを読むとNHKとは何かが見えてくるかも。
昔ならこういう裏の事情は周囲のわずかな人にしか伝わらなかったのかもしれないのですが、インターネットの時代にはそうは問屋がおろさないようになっています。
こうやって歪められた「真実」が本当だと思ってしまうんだろうなあ。

ついでに言えば、この番組の中で某私立医大卒の研修医が「国立」のやつは税金で医者にしてもらったんだから「僻地」にいけという発言をしていたようです。さらに医者を一人養成するのにかかる費用は1億円だ!!みたいな馬鹿な主張をする人がおられるようです。振り返ってみてそんなにかかっているとはとうてい思えないんですけど・・・たとえば僕の在学中には120人の同級生がいました。僕らのために120億も金が国から出ていたということですよね?それは嘘だわ・・・その算定根拠を一度見てみたいものです。まさか附属病院の運営費とかまで入れてないですよね・・・