当直をしていると

 よくある名前を名乗らないで「医者に代われ」という電話。こういうものは99%、「税金対策にマンションを買いませんか(それも都会の)」というものです。今日も久しぶりにかかってきました。そんなに税金対策をしたい人が世の中にあふれているのでしょうか?マンションの価格なんて信じられない勢いで低下していっていますのでこんなものに投資する人の気が知れないと思っている今日この頃。人の住むマンションを買うお金があったら、クルマなんてキャッシュで買いますがな・・・とか、そんなに儲かるならあなたが買われたらいいじゃなですかとか、昔ならいちいち反論したりしていました。あるいは名前を言われた瞬間に電話を切るとか・・・
 最近はそのまま電話を切らずにほっておきます。しばらくは電話の向こうで早口でいろいろしゃべっています。たいていは30秒ほどで気がついて、悪態をついて切るという人が多いのですが、今日のセールスの人は3分近く延々としゃべっていました。ある意味スゴイ・・・最後は「オイ!!」とかいってガチャンときられました。
 タチの悪いやつは「○○病院の□□です」とか言ってかけて来られます。救急病院で当直しているときは、こう言われると切りにくいのですが、うちのようなリハビリ病院に夜中に他の病院から「リハビリしてください」なんていう紹介が来るはずもなく(でも救急外来で夜中に自宅でのトレーニング方法を指導したことはあったりします)すぐに嘘だとばれてしまいます。
 かつて、救急外来で重症を見ているときにかけてきた日本エ○リードのセールスには腹が立ったなあ・・・(このときはさすがに怒鳴った)