今年もようやく情報が出つつあります。

 この4月からの診療報酬改定ですが、実はまだその全貌は明らかにされていません。4月1日から、その新しい診療報酬で仕事を行わなければならないにも関わらず、です。これが2年ごとに毎回毎回繰り返されます。その考え方もまったく首尾一貫していませんから、この間までOKだったことが突然できなくなったりします。厚生労働省のお役人はいいつもりかもしれませんが、現場の人間はたまったものではありません。真面目に患者さんやその家族に接していればいるほどその大混乱に巻き込まれます。今日の官報にようやくその情報の一部がのりました。これまでに分かっていた内容もありますが、今回出てきた新しい情報もあります。さらにこれからも少しずつ小出しにしてくるのです。今日は、官報をチェックするのは止めようと思っていましたが、結局リハビリ関連のページだけ印刷して帰ってきました。医師の書類書きの負担を減らすとか言うのが今年の診療報酬改定のポイントとしてあがっていた気がするのですが、リハビリ医は医師として扱われていないのか、また新しい書類書きが業務として増えています。