医師は何をみているのか

 読売新聞、「「来院控えて」患者に手紙…乳がん手術クリニックから」http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080126p402.htmより。この病院の院長先生、その道では有名な方のようですが、やっていいことと悪いことがあるということが理解できないようでは・・・。少なくとも「癌患者」の心のフォローアップができないようでは、医師として恥ずかしいことだと思います。要するに自分より若い医者のやり方が気に入らなくて辞めさせた、そしてその間に受診した患者は自分の患者じゃない!!とわめいているだけですから。辞めさせたらみんなついて行ったのが不満だったんでしょうか?
 医師は勿論病気を診ているわけですが、それだけではダメと、恩師に教わりました。全身を診なければ、という教えでした。そして今、リハビリやになると、患者の全身を診るだけでは解決しない。心も一緒にフォローしなければけっして良くなっていきません。さらに家族や家屋環境までもが医療の対象になるのです。そういったことが見えていないのかなあ・・・と思ったニュースでした。