医療破壊・診療報酬制度・介護保険問題を考える より

http://blog.goo.ne.jp/rehakaiteiの記事。
以下、引用。
回復期リハ、成果主義導入へ/厚労省・原課長
リハビリ打ち切り/医療破壊問題 / 2007-11-18 11:03:35
回復期リハ、成果主義導入へ/厚労省・原課長(キャリアブレイン11月17日)
https://www.cabrain.net/news/article.do;jsessionid=1F94160BF8A764C5964CDAA2D388B55B?newsId=13093
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回復期リハの成果方式「現場無視」
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=12590&freeWordSave=1
私は、FIMを翻訳し、講習会を開始した一人であり、今でもFIMの教育には頑張っていますが、FIMでもBIでも、測定しているものは、ごくごく一部にすぎません。ADLさえ良くなれば良い、自立しさえすれば良い、という医療を、制度から誘導することは許されません。悪徳なリハビリ病院でなくても、経営体力は残っていないため、すべてのリハビリ病院で患者選別と点取り虫のレースが始まろうとしています。

まで。
僕も今春、講習会に行かせていただきました。FIMは患者さんの能力を測る重要なメソッドですが、これが全てではないということです。大学の先生には珍しく(失礼!!)患者さんの視点で語ってくださいます。
金儲けのために医療を行おうという人々(これから参入しようとしている人々も含め)は、患者選別に走るかもしれませんが、本当にリハをやろうと思っているのであれば、なんとしてもこの流れに対抗していかなければならない筈です。なんのために仕事をしているのかという原点を忘れないでいたいですね。