松前より前に、あの聖地、銚子が大変なことに

最近の医療崩壊関連ニュースは松前の医師集団辞任。ふと、そういえばかつての聖地はどうなっているのだろうということで、銚子市のニュースを検索してみると病院どころか、市そのものが大変なことになっていました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20131003/CK2013100302000153.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20131022/CK2013102202000146.html

銚子市の財政危機の主要因
銚子市立病院の赤字補てん 年間億10億〜15億円
▼千葉科学大誘致の建設費補助で69億円を起債(2004〜05年度)
▼市立高校整備で35億円を起債(10年度)
▼市保健福祉センター整備で22億円を起債(03〜05年度)

しかし、年間10〜15億の赤字補填というのは想像を超えるレベル。H23年度4月から2月のデータを銚子市立病院再生機構の資料などから見て行くと、2億8000万の医業収入を得るのにかかった医業費用が7億5800万ってほとんど冗談のような数字がならんでいます。ちなみに人件費だけで5億3000万だそうです。病院以外にもいろいろ無茶なハコモノ投資の影響も大きそうです。
しかし、この留保可能な費用の中の「市立病院の医師確保のための広告費など一億円など。」ってほとんどシャレにもなっていないというか、完全に医師紹介業者の食い物にされているとしか思えない水準。毎年こんな感じでお金をばら撒いていたんでしょうか。
今後も目が離せないです。