病床機能区分は4区分

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40827.html
の記事「病床機能区分、4区分で固まる- 高度急性期・急性期・回復期・慢性期」より。
2025年へ向けた病院の機能分化と連携という厚労省の方針を一歩前へすすめるために、自分たちの出した案を取り下げ、「日本医師会四病院団体協議会が合同で提案した」案になったようです。
現実には急性期機能を果たしているとは言えない一般病院は、どうしても「急性期」という名前が欲しかったんでしょうねえ・・・。この「急性期」という言葉を入れたことで、逆に「急性期」病院の首を締める原因となることも予想されます。病院は「急性期」と名乗りたいけれど現実には入院患者の多くが3ヶ月超の特定除外患者で占められているような所は数多くあります。「急性期」と名乗った限りは、そういった長期入院患者を受け入れる病棟ではなくなっているということを理解しなければなりません。「急性期」の名前もほしいし、特定除外の制度も残して「長期入院患者」もそのまま診ていきたいという虫の良い話は通用しないでしょう。この「急性期」という響きにこだわったことが彼らの足カセになる将来が来るかもしれんなあ・・・