松江日赤の救急医ゼロへ・・・

「松江赤十字の救急部医師 7月からゼロに」というニュース。山陰中央新報のニュース、
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=536979004
より。
昨年の夏に複数医師体制から1人体制となっていましたが、「気力、体力ともに限界を感じた」というコメントにもあるとおり、救急部を一人で回すことは不可能です。実際には他の科も応援して体制を組んでいるのですが。救急部の佐藤先生は同年代で、日赤勤務時代からいろいろお世話になっていましたし、退職後も家族が救急外来でなにかとご迷惑をおかけしたこともあります。この一人体制になってからもドクターカー出動をを続けていると聞き、「無理しすぎじゃないかなあ・・・」と思っていました。
松江市内の救急車の半分以上がこの一つの病院に集中しているわけですが、絶滅危惧種とも言える救急部の医師が辞めるという非常事態をどう乗り切るかは大きな課題となりそうです。

まずは、佐藤先生には「お疲れ様でした」と声をかけたいと思ったニュースでした。