ほとんど大本営発表レベル・・・

都会での医療崩壊の象徴というか、新たな聖地誕生かとも言われている練馬区の光が丘病院問題。ようやく新病院の計画が都に申請されたようです。しかし、それに関する記事がある意味笑えます。以下は読売さんと某変態新聞の記事

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120314-OYT8T00054.htm
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120314ddlk13040258000c.html
どちらも提出が遅れたのは「日大」のせいで引継ぎが上手く行かなかったかのような表現ですが、これまでネット上で明らかにされているこの「光が丘病院」関連情報によると、この引継ぎが上手くいかなかったのは、新しく病院を引き受ける「地域医療振興協会」が引継ぎのための会合に新病院で勤務する医師を出席させなかったためだということが明らかになっています。
これらのことは「光が丘病院」という単語でググればすぐに分かる程度のこと。

この「マスゴミ」さんは「知る権利」とか「報道の自由」とかそういうことはよく主張されますが、「きちんと調べる義務」とかは彼らには無いのでしょうか。70人の医者を揃えたという医師の中身についても各所で疑問の声が上がっていますし、ここに地域医療振興協会関連病院からの医者を連れてくるせいで、横須賀など他病院の小児科が崩壊する恐れさえあるとも言われるこの状況も「インターネット」に接続する環境があればすぐに調べられるのですが・・・

もしも役所の発表のみで今回の記事をこの「大新聞社様」が書いたとすると、大本営発表だけで日本を間違った方向に導いたかつての新聞社とやっていることにどれだけ差があるのだろう・・・なんて思ってしまいますが・・・