今年の「個人的」大ニュース

晦日なので、この1年を振り返ってみようかと・・・順番は特に重み付けはなく、適当・・・

1.大雪
今年の山陰は大雪と共に始まりました。来る日も来る日も雪かきなんていうのは最近の山陰では無かったこと。病院周囲の道路まで雪かきして回ったうちのスタッフの頑張りが印象的でした。


2.エジプトの政変
チュニジアから始まった中東の民主化。まさかエジプトは大丈夫?!と思っていた翌週にはエジプトとの連絡まで困難になるとは夢にも思っていませんでした。カイロから義妹とその子供たちを日本に帰国させるために仕事そっちのけで頑張ったというのが一番の思い出。未だに不安定な様子なのが少々心配です。


3.東日本大震災
500kmにもおよぶ範囲をズタズタにした東日本大震災。最後まで津波警報が出なかったのは山陰だけでした。なにかできないかと日本中の人が思ったはず。うちの病院からも計6人のスタッフが福島に出かけて行きました。しかし被災地から遠く離れ、なにか「過去の出来事」のような気分になっているのではという危機感を感じています。福島第一原発は未だに放射性物質を漏えいさせ続けていますし、福島で出会った人々は帰宅の目処はまったく立っていません。けっして完了していないこの災害。どうサポートしていくかに日本という国の真価が問われている気がしてなりません。


4.北高合唱部全国大会出場
今年は最初から「厳しい」と思っていましたが、まさかここまでの状況になるとは夢にも思わなかった・・・という状態でした。不安が的中する形でNコンは県大会敗退となりました。このままズルズルといってしまう可能性さえあった所から立て直していったのは本当に部員全体でのがんばりでした。そしてそれをサポートした顧問の内藤先生、前顧問の勝部先生、そして連日練習を見に来てくれたOB,OGなど、多くの支えが彼らを全日本合唱コンクールの全国大会へと導いてくれたと思います。
3年間、すべてのコンクールの県大会から全国大会までを皆勤賞できたこともちょっと自慢。しかしチケットを手に入れることができたのは、ほぼ全員が協力してくれたうちの病院スタッフのおかげでした。これも大感謝。全国大会には学会出張先の熊本から直行したのも良い思い出です。


5.島大附属中コーラス部全国大会出場
今年はお兄ちゃんに続き、次男も合唱を始めました。中1からコーラス部に入部した男子はわずかに2人。こちらは先輩たちの力でNコン、全日本合唱コンクールの2つとも全国大会出場。合唱を初めてわずか半年でNHKホールで歌わせてもらうとはなんと恵まれた経験だったかと。こちらも松江地区大会から全国大会まですべてのコンクールに皆勤賞。中学入学時点ですでにバスといううちの次男にもビックリしました。


6.スティーブ・ジョブズ死去
デスクトップもノートもタブレットスマホもすべてAppleというAppleオタクの僕にとって衝撃的なニュースでした。ジョブズという人間がいなければ、今僕達がパーソナルコンピュータを自宅で使っているということも無かっただろうし、ポケットの中にいれたiPhoneでネットに接続したり、Facebookを使っているなんていうことも無かったでしょう。今このエントリーもMacBookAirで書いています。


7.フランスへ家族旅行
新婚時代以来となるフランスは、4人の子供を連れての家族旅行となりました。家族全員揃っての旅行はもうこれが最後になるかもしれません。家族にとって最高の思い出を作ることができたハズ・・・


8.Facebookを始めた
きっかけの一つは「アラブの春」。世界を変えたネットの力を実感できるかどうかという意味で始めました。気がつくと「友人」登録は100人を超え、高校時代、大学時代、医者になってから、といろんな人々と「繋がっている」ことを日々実感しています。


9.松江市レガッタ2部決勝進出
10年前から出場し続けている松江市レガッタ。ずっと「夢」であったパンフレットの過去の成績欄(栄光の記録ページ)に自分たちの名前を残すことが実現しました。タイム的には全然遅くて、他の準決勝レース組み合わせであれば、進出は全然不可能でしたが、そんなことはどうでも良いくらいの「快挙」達成でした。


10.病院のデータベースが吹っ飛んだ
個人的には最悪のニュースはこれ。5年間の病院のすべての記録を保存してあるデータベースが吹っ飛んだその日は、頭の中が真っ白になりました。先日、ようやく復旧しましたが、未だに一部不具合が残っています。バックアップHDDが壊れて1ヶ月ちょっとで、まさか本体が壊れるとは・・・これに懲りて今は2ヶ所にバックアップしています。

などと書いているうちにもうすぐ紅白という時間になりました。来年はちょっとでも明るい一年になることを心から祈念しています。まずはお兄ちゃんのセンター試験だ・・・