中国合唱コンクール初日

今年の大きな山場となる中国合唱コンクール。初日は高校、二日目に中学のコンクールが開催されるので、2日連続で日帰りで岡山へ。
特に高校の部の開かれる今日は、お兄ちゃんにとって高校3年間最後となってしまうか、もう一ヶ月歌い続けられるか運命の分かれ道となる一日でした。余裕でコンクール前に到着するように7時半には家を出発したのですが、岡山道が途中で通行止めになっており、一般道へ降ろされてしまい、1時間余計にかかってしまいました。北高の全国進出を占う上で大きな影響を与える可能性のある高校Aの部の注目校(と勝手に思っている)野田学園と大社高校の演奏を聴けなかったのが誤算でした。聴いた中では、大本命の出雲北陵と学生指揮が印象的だった山口高校が好印象。昼休憩に続いて高校Bの部へ。33人以上の大編成の合唱団によって争われるBの部、我が松江北はわずかにその制限を超える35人ほどのこじんまりとした合唱。さらに女声が男声の半分の人数という通常あまり見たことのない割合。負けるはずはないと思っていたNコン県大会でまさかの敗退を味わって3週間でしたが、この間に本当に大きく進歩していました。今年これまで聴いた2回のコンクール、2度のホール練習のどれと比べても間違いなく一番の演奏。親の贔屓目付きではダントツのトップ。聴きにきていたほかの保護者のお母さん方とも今日の出来を確認(しかし彼女たちも思いっきりバイアス入っている・・・)。
コンクールが全て終了して、審査結果を待つ間、会場では恒例の「歌いまわし」。各団体が客席から楽しい歌を聴かせてくれます。例年中国合唱コンクールでは崇徳高が口火をきってくれるのですが、今年は広島県大会で敗退しており、どうなるのかと個人的には心配していましたが、我が松江北の3年男子8人がその不安を吹き飛ばしてくれました。中学の頃からずっと一緒に歌ってきた仲間と歌っている姿を見て、すでに涙腺が緩んできたところで審査結果発表。金賞が6校も出て(全国へいけるのは3校なのに・・・)焦りましたが、無事に高校Bの部1位で全国進出を決定しました。もうその後は涙涙・・・去年までの顧問の先生の顔を見つけて、お礼を言いながら涙、クルマの駐車場の支払いをしながら涙、帰りのクルマでサンドイッチを食べながら涙・・・今年の春からいろいろ大変だったことを思い出していました。

明日は中学の部。早起きしてまた岡山へ向かいます。もちろん中学も全国進出を!!・・・