リハ支援は次のステージへ

我々が支援に入った福島県猪苗代の避難所も今月末で閉鎖が決まっています。仮設住宅や借り上げ住宅への転居される方も増えてきているとのこと。現在支援に入っているスタッフからの報告書をみると7月に最初に出かけていった時とはもう一つ違う段階へと進んできたという印象があります。これから避難所を出て仮設住宅に入るのですが、残念ながら我々が支援していた双葉町は町全体が避難地域で町に入ることも出来ないところですから、仮設住宅福島県各地に点在している状態(ちなみに町役場は埼玉にいったまま・・・)。見知らぬ土地での引きこもりからの廃用をどう防ぐか、コミュニティの崩壊を防ぐにはどうすればよいのか、という次の問題へのアプローチを始めています。
避難所から移られた先の仮設住宅への訪問、集団体操の指導(ダビングした体操のCDも持って)、次の場所の担当になるケアマネさんへの情報提供などなど。いつも病院で行なっているマンツーマンでのリハビリとはまったく違うアプローチですが、やること、求められていることはかわりません
双葉町の人々がもう一度そこで暮らせる日まで元気でいてもらえるようにすること、これこそが新たなステージを迎えるリハ支援の役割なんだなあ・・・と思いつつ。。。。