震災支援報告

リハビリテーション研究会in米子で、震災支援のセッションをワザワザ作っていただき、頑張ってくれたOTさんが活動報告。リハ医の立場からということで僕も話すことになりました。プレゼン資料を作り、話す内容を考えれば考えるほど内容はできなかったこと、現在の活動の問題点などネガティブな方に傾きがち。ただなんでもいいから被災地へ!!という行く前とはやはり気持ちの部分で異なるものがあります。言いたいことの半分も言えずにもらった時間は過ぎてしまいました。まとめればまとめるほど、被害の甚大さの前に無力感のようなものを感じます。
そして他病院のPTさんが報告された「支援に行った人間の心のケア」も日本全国から支援に入った全ての人達の問題だということを改めて再認識。僕は明日の島根県合唱コンクールで子供たちの歌を聴いて心を癒す予定です。
発表後に中島教授に指摘されたのは被災地の人的資源の乏しさをどうクリアしたらよいと考えているのか、ということ。残念ながらその答えを僕は持っていません。今の仕事と家庭を放って被災地に飛び込むこともできないですし。
2,3日の訪問では、十分な支援が行えないのは承知ですが、それでも行かないという選択しは僕の前には無いのです。何もしないで無駄な時間を浪費する永田町にも用はありません。来週の日曜にもういちど福島へ行かせてもらえることになりました。そこで先月とは違う何かが見えるのか?!
それまでの1週間は家族サービス(子供たちのコンクールを3回聴きに行きます)。