これが本当なら、全国の原発の総点検を直ちに行わなければならない

「1号機爆発、排気水素の逆流原因か 東電「設計に不備」」というアサヒのニュース。
http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY201106030574.htmlより。
大騒ぎになった「ベント」問題。しかし、これが本当なら東電のベントにはなんの意味もなかったということになります。ベントすべきものが建屋のなかに入ってくるなんて・・・さらにこの記事に載っている図が本当なら、建屋からの排気にはフィルターがあるけれど、格納容器からのベントではそのまま素通しで大気中へ出て行くことになっているとは・・・
全国の原子力発電所の安全規定の見直しが進められていますが、この根本的な安全装置の設計の不備がそのままになっているのでは・・・という心配がでてきました。我が家は島根原発から10km圏内。北西の風が吹けばダイレクトに松江市街に放射性物質がやってくることになります。防波堤さえ作ればOKみたいなまったく科学的でない対策方法でない、「マトモ」な対策をたてて貰いたいです。1億5千万はこういうことに使ってほしいなあ・・・・少なくとも、謎のレストランを作るよりもずっと国民のためになる気がしますが。