ほこりによる内部被ばくに関する評価はしてあるの?

 「教室の窓、開けても閉めても同じ?…放射線量」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110526-OYT1T00989.htm
というニュース。線量としては窓の開け閉め位でガンマ線が遮蔽できるはずもなく、いわゆる誤差範囲内の計測値しかでないのは当然ともいえます。ではなぜ「屋内退避」というものがあるのか、ということに関する考察がまったくなされていないのでは???というのが感想。
 窓の開け閉めによる変化で見るべきなのは空間線量ではなくて、校庭などの土壌にある放射性物質がどれだけ校舎内に入り込むかどうかということをダストサンプラーなどをもちいて空気中放射能濃度を測定しなければなりません。もう少しマトモな放射線管理関係のプロフェッショナルが地域のアドバイスをしないとどうにもならない気がしてきました。